ぱと隊長日誌

ブログ運用もエンジニアとしての生き方も模索中

言葉の暖かさで思いを伝える

はじめに

言葉には熱が宿ります。それは思いを伝える力にも、追いつめる力にもなります。そんなことについてまとめておこうと思います。

気付き

このブログではいくつか原稿をストックしています。途中でねかしているものもあれば、ほぼ書き上げて最後の仕上げを残す状態になっているものもあります。
ある日、そんな仕上げ段階の原稿の一つを公開しようと思い、最後の仕上げを始めました。でも、その原稿を読み進めることができませんでした。気分が乗らないとか、内容がダメとかではなく、読むこと自体が苦痛。何度読み返そうとしてもダメ。結局、その日は諦めてしまいました。
代わりに、なぜ読めなかったのかを考えてみました。そこで思い当たったのが、自分の気持ちと文章から伝わる熱の差でした。その日はあまり元気が出ず、どんよりした気分でいました。でも、原稿は思いを伝えようという強いパッションを感じせる文体でした。あぁ、文章が主張する強すぎる思いとそれを受け入れられない自分の気持ちとのギャップが苦しかったんだ。そう気がつきました。

ギャップを感じる時

このギャップを感じる瞬間はきっと身近にあるんじゃないかとおもいます。例えば、「真夜中のラブレター」。深夜に書いたラブレター(今ならメールですね)を勢いで送ると翌朝後悔するという。うん、自分はよくあります。。
でもこの時、自分も相手も同じくらい「熱く」なっているなら問題にならないんですよね。その思いにギャップがあるから辛くなる。書いてあることを受け入れられなくなる。

相手に寄り添う

で、結局どうすればいいかというと、読み手の気持ちに寄り添うことだと思うのです。それがブログだろうとラブレターだろうと変わりはない。ビジネスメールだって同じだと思うのです。
そのために、相手の気持ちになって読み返す。ここが難しいんですけどね。自分が熱くなっているとき、どれほど客観的になっているつもりでも主観が入り込みますから。
なので一度時間をおくこと。真夜中のラブレターがそうであるように、一晩置いて見直すことで冷静に見つめなおせる。だから、勢いに任せて送りたくなってもこらえる。
焦る気持ちはわかるけど、きっとそのほうがうまくいきます。逆をやって散々失敗した自分が言うのだから間違いない(笑)。

このブログの場合

今回のエントリを書くにあたり、以前の後輩の一人を思い浮かべ、その子に語り掛けるように書いてみました。その子を選んだのはこのブログで想定しているターゲット像にぴったりだったからです。書いてみると自分らしい優しい文体になったような…?もしかしたら、これは一つのやり方かもしれませんね。
また、普段から投稿は朝にすると決めています。理由の一つは「真夜中のラブレター」を避けるため。何度推敲しても、冷静に見直すとやっぱり修正個所がいくつもみつかるものですから。

まとめ

程よい暖かさをもった文章はその思いや考えを相手に伝えます。絵文字やスタンプがなくとも思いは伝えられます。
言葉の熱に気付き、暖かさで思いを伝えましょう。