心掛け
勉強会で自分が心がけていることがあります。それは質問をすることです。
必ずしも質問タイムが用意されるわけではありませんが、チャンスがあれば質問できるよう、準備しています。
質問する理由
質問をする理由は二つあります。発表から一つでも多く学ぶため。そして、発表者へのメッセージです。
発表から一つでも多く学ぶ
分からないことを解消したり、さらに深掘りするために質問するのはよくあります。
ですが、時には自分が思っていたような発表内容ではなく得るものがなかった、ということもあるでしょう。そんな時でも自分が興味のある範囲との接点を見つけてだして質問をするのです。
勉強会においてはこの姿勢がとても大切だと思います。
発表者へのメッセージ
発表者はどんな質問がくるかとドキドキしています。同時に、質問がなかったらどうしようともドキドキしています。
質問がないことにドキドキしているというのは意外かもしれません。発表者にとって質問がないというのは、
・疑問をなに一つ残さなかった。
・興味を持ってもらえなかった。理解してもらえなかった。
のいずれかなのです。そのいずれかは発表者にわかりません。なので、後者ではないかと不安になるのです。
質問をするということはあなたの発表に興味を持ちました、というメッセージになるのです。
質問を用意する
では、どのように質問を用意すれば良いかまとめます。
事前準備
まずはできる限り予習をします。ほとんどの場合、テーマは予告されています。そこから発表内容を推測し、予習をして望むのです。
勉強会で勉強するのだから、という姿勢ではいけません。事前に予習をしておかなければ深い理解はできません。
この予習を通して疑問がわくこともあります。それは良い質問の候補になるのでメモに書き留めておきます。
発表中
発表中は浮かんだ疑問をとにかく書き出します。発表の途中で解消することもありますが、そしたら消せばいいだけ。とにかく疑問を頭の中に保持しないようにします。そして、発表を聞くことに全神経を集中させます。
質問をする
いよいよ実行の時です。その時に悩むポイントを解説します。
真っ先に手を挙げる
もし質問タイムが用意されたなら、真っ先に手をあげましょう。質問タイムは大抵の場合短いです。まずは様子を見て、なんて考えていたら終わってしまいます。挙手をどうぞ、と言われた瞬間に挙げる勢いが重要です。
それと最初に質問するメリットがあります。それは時間に余裕がある分、回答を丁寧にしてくれること。また、時間が余った時に追加で質問しやすくなります。
質問のレベル
自分の質問のレベルが低かったり、内容が悪いと悩むかもしれません。でも、事前に予習をして、発表を集中して聞いた上での質問なら、そこまでひどい質問にはならないはずです。勇気を出して質問しちゃいましょう。
セカンドチャンス
質問タイムで質問できなかった、もしくは質問タイム自体がなかったら。まだチャンスはあります。発表後の休憩時間に質問したり、懇親会で質問するのです。また、最近はTwitterで質問をすると快く答えていただける方も多いです。
もちろん、発表者や運営の都合を考慮することが第一ですので、そこはお忘れなく。
最後に
良い質問は勉強会の価値を高めます。
質問を通して活発な議論が交わされる勉強会ができたら最高だと思うのです。