ぱと隊長日誌

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Oracle Cloud Infrastructure (OCI) 無償トレーニングのおすすめポイント

Oracle は「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」の無償トレーニングを継続して提供すると発表しました。
オラクル、Oracle Cloud Infrastructureのトレーニングと認定試験を無償で提供

OCI無償トレーニングと認定資格のページはこちらです。
OCI無償トレーニングと認定資格

実際に無償トレーニングを受講したところ、とても有用なトレーニングでした。実感したこと・分かったことをまとめます。

(1) 無償だけどボリュームはたっぷり

Learning Path のうち、「Japanese: Become OCI Architect (Associate): 日本語」を例に挙げます。ここでは『Oracle Cloud Infrastructure Architect Associate認定試験で扱われるトピックについて学習します』となっています。この Learning Path だけで27時間超のボリュームです。これだけの講義を無償で受講可能です。

Learning Path にはスキルチェックや Oracle Cloud Free Tier (こちらも無償)を使った Hands-On も含まれています。

(2) 1コマが短い

講義のボリュームは多いですが、1コマの時間は短く(大半が10分以内)設定されています。隙間時間を活用して進めることができます。

(3) Transcript がある

講義の書き起こし(英語)が用意されています。画面右側に表示された Sidebar から Transcript を選択します。

Transcript には以下の機能があります。

  • 動画と対応して自動的に進行する
  • テキストをクリックすると対応する場面までスキップする

(4) 各国語での字幕が用意されている

画面右下のアイコンから英語・日本語などの字幕表示が可能です。
OCIトレーニングの字幕表示設定
講義の大半は英語ですが、字幕表示を活用することで理解しやすくなります。

(5) インストラクターへ質問できる

画面左下の "Ask the Instructor" からインストラクターへ質問できます。
OCIトレーニングの質問方法
おそらくは英語のみ対応です。質問したところ、翌営業日には返信がありました。

これまで、他のサービスで提供された無償トレーニングも受講しましたが、今回のトレーニングは群を抜くサービスレベルでの提供だと感じました。資料や講義が英語だからと敬遠せず、字幕や書き起こしをうまく使いながら活用してはいかがでしょうか。