ぱと隊長日誌

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幼い子供の育児と自分の勉強時間確保の両立(3~5歳編)

きっかけ

以前にほぼ同じタイトルで記事を書きました。
幼い子供の育児と自分の勉強時間確保の両立 - ぱと隊長日誌

当時は子供がまだ1歳半の頃でしたが、今や5歳です。時が経つの速いといいますが、こうして数字で見ると早さをますます実感します。

当時も今も勉強時間の確保は悩みの種です。子供が大きくなったから時間を確保しやすくなるかといえば逆で、一緒に遊んでくれと頻繁にせがまれ、時間の制約はより厳しくなりました。

また、一時期は子供から「パパ嫌い」といわれることもありました。妻曰く、私のいないところでは「パパ好き」とも言ってくれたそうなのですが、自分が愛している存在から冗談でも嫌いと言われるのはきついものがありました。

そんな様子を見た妻からの提案で家庭内タスクの分担見直しを行いました。また、やり方を変えることにも取り組みました。結果、子供からは「お父さん好き」といってもらえるようになりました。

私の例が何かしらのヒントになればと願い、私(夫)視点での取り組みをここに書き残します。

なお、根底にある考え方は以前と変わりないので、よろしければ以前の記事も参照ください。
幼い子供の育児と自分の勉強時間確保の両立 - ぱと隊長日誌

家庭内タスクの分担見直し

分担見直し前までは私も妻も家庭内タスクの一部をシェアし合っていました。例えば、食器洗い・テーブル拭き・子供の遊びの付き合い・おむつ替えなどは分担を決めず、手の空いている方がやることにしていました。

これを見直し後は原則として妻が家事全般を行い、私は子供の面倒を見る、というタスク分担に切り替えました。これにはいくつか理由があります。

(1) 妻の家事を片付ける速度が速い

妻は家事を全て片付けてから寝たい性分です。また、家事を片付けるスピードは妻のほうが早いです。私が片づけを担当して時間をかけてしまうと、家族全員の寝るタイミングが遅くなってしまいます。

(2) 妻は子供と過ごす時間がもともと長い

妻は以下の理由から子供と過ごす時間が必然的に長くなります。

  • 時短勤務
  • 保育園の送迎
  • 寝かしつけ

こうした背景を踏まえると、妻が子供と遊ぶ時間を多少減らしたところで問題ないという判断になりました。

(3) 私が子供と過ごせる時間を延ばせる

私は残業を比較的抑えた勤務にしていますが、それでも家に帰ってから使える時間は限られています。その短い時間を少しでも子供の為に費やしたかったのです。

子供との遊び方の見直し

以前は子供と遊ぶときに全力で集中しなければとの思いがありました。

ですが、私は単調な遊びが苦手で、幼い子供の遊びはたいてい単調です。これが苦痛で仕方ありませんでした。

そこで、パーフェクトを目指さず、少し崩すことにしました。遊びながら自分の楽しみを入れることにしたのです。例えばこんなことです。

  • 横目でテレビを見る
  • 好きな音楽を流す
  • 合間にスマホいじり

以前であれば、遊びの最中のスマホいじりはありえないと考えていましたが、無理なく継続させるためにやむを得ないと考え直しました。それでも、話しかけられている最中は手を止めて向き合うなど、線引きを忘れないようにしています。

勉強時間の確保

これに関して以前の記事と大きな違いはありません。
幼い子供の育児と自分の勉強時間確保の両立 - ぱと隊長日誌

変わったのはますます早めの電車に乗るようにしたことです。これで座れる可能性が高まりました。そして、業務に余裕がある時期であれば、始業前の時間を勉強に充てました。

COVID-19 を機にリモートワークが進んだこともあり、通勤時間は削減されました。その分は勉強時間が増えるかと言えばそうとも言えず、私の場合は減ってしまいました。家にいると家族と過ごす時間が増え、家事や子供の相手に費やされるためです。ですが、妻の負担が減り、子供が楽しそうにしているを見ると、トレードオフとしては悪くなかったと感じています。

子どもが YouTube を見るようになり、その間は勉強時間に割くこともできます。ですが、YouTube の子守に甘えないよう心がけています。YouTube は勉強時間を作るためのツールというより、親が二人とも家事をしているときに子供の相手をしてもらうツール、と考えています。

まとめ

子育ては長期戦です。自分も家族も消耗せず、継続できることを心がけましょう。

勉強時間の確保は引き続き難しい課題です。でも、諦めることなく、細切れ時間を有効活用しましょう。ここでの積み重ねが将来活きてくるはずです。

キャリアも子育ても未来への投資と心がけましょう。

家族以上に犠牲を捧げる価値のあるものは、おそらくないのだろう。家族があなたのために自分を犠牲にするだけでなく、あなたも家族のために犠牲を払わなくてはならない。これこそが、深い友情や、充実した幸せな家庭生活、結婚生活の大切な土台だと、わたしは信じている。
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