事象・環境
ローカルPC及びリモートPC共に Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)適用後、リモートデスクトップ接続ができなくなりました。
表示されるエラーメッセージは以下の通りです。
「リモートデスクトップはコンピューター"*****"を検出できません。"*****"が指定のネットワークに属していないことが考えられます。接続しようとしているコンピューターの名前とドメインを確認してください。」
復旧手順
私の環境では以下の手順で復旧することができました。ただし、以下の全ての手順が必要だったかは確認できていません。
(1)
ローカルPC及びリモートPCで最新の Windows Update を適用してください。
(2)
リモートPCで以下のサービスを「開始」かつ「スタートアップの種類:自動」にしてください。
- Function Discovery Provider Host
- Function Discovery Resource Publication
ローカルPCは「スタートアップの種類:手動」のままで問題ありませんでした。
(3)
ローカルPC及びリモートPCでエクスプローラの「ネットワーク」表示を開いてください。ここでローカルPCとリモートPCの両方のコンピュータ名が見えていればOKです。
「ネットワーク探索とファイル共有が無効になっています。(以降省略)」というバーが表示される場合、バーをクリックし、「いいえ、接続してるネットワークをプライベート ネットワークにします」を選択して有効化してください。
(4)
リモートデスクトップ接続で接続先のコンピューター名の入力を大文字にしてください。
リモートPCのコンピューター名が"remotepc"であれば、リモートデスクトップ接続の接続先のコンピューター名には"REMOTEPC"と入力します。
私の環境の場合、リモートPCのコンピューター名は小文字でつけており、April 2018 Update 適用前は接続先のコンピューター名も小文字で入力して接続できたはずなのですが、April 2018 Update 適用後はなぜか大文字で入力しないと接続できなくなりました。