ぱと隊長日誌

ブログ運用もエンジニアとしての生き方も模索中

別れが教えてくれること

今年は多くの出会いと別れを経験した一年だった。
心に残る別れが多かった。友人だったり、好きな人だったり、義父だったり。別れの形も様々。その中には今生の別れもあった。その一つ一つに向き合ってきて、感じたことをまとめようと思う。

出会いがあれば必ず別れはある。それは必然だし、避けられないこと。そして、その受けとめ方はとても大切だと思う。

別れは必ずしも失うことばかりではない。出会ってから別れるまでに、その人との間で積み上げてきたものは残り続ける。そして、別れるとき、共に何かを残しあう。

それは悲しみや苦しみかもしれない。でもそれだけではないと思う。感謝であったり、課題であったり、勇気であったり。次の出会いに向けた何かを残している。その何かに気付き、大切にすることで、次の一歩が見えてくる。

そして別れが教えてくれる一番のこと。それは、今ある縁の大切さ。
いずれ別れの時が来る。その時までに互いにどう向き合うか。何を積み上げていくか。

友人は誠実に人と向き合う大切さを教えてくれた。
好きだった人は自分の魅力と足りないところを教えてくれた。
義父は生き方を教えてくれた。
みんな最後まで、自分が前向きに変わっていけると信じてくれた。きっと今も。その想いを受けとめ、これからにつなげる。

別れは悲しいし、苦しい。それをごまかさなくていいと思う。泣きたいなら泣けばいい。思いをぶつけたいなら、それを受けとめてくれる方に話せばいい。
そして、次の一歩を踏み出す勇気が出たなら。積み上げたもの、残してくれたもの、今ある縁を思い出す。それがきっと次の一歩の支えになってくれる。そして、その一歩が次の出会いにつながっていく。
別れは終わりじゃない。そこからまた始まる。