ぱと隊長日誌

ブログ運用もエンジニアとしての生き方も模索中

志あるチームであれ

チームリーダーとして、このチームをどこへ導くか(リーダーシップ)を考えることは最重要課題ととらえています。私がチームとメンバーに求めることを、現時点の考えに基づいてまとめてみます。いずれ変わるかもしれないけれど、その時はこの基準に対してなにが・どうして変わったかを説明できるようにしたい。

チームの存在意義は、個人だけでは成し遂げられないことを達成するためにある、と考えています。個人で動けばコミュニケーションコストが発生しません。こんな風にチームとしての方針を打ち出す必要もない。ただ、ひたすら前に進めばいい。でも、それでは到達点に限界があります。この限界を引き延ばすためにチームがあります。そして、チームが個人の寄せ集めではなく、お互いを補完し合う存在になれたなら、より遠くまで行けるはずです。

個人とチームの信念は直交しています。個人としての信念は各自が考え、それに従って生きていくもの。一方、チームとしての信念はチーム全員がこの軸に従って行動するものです。

それでは、システムの開発・運用チームとして、我々のチームが持つべき信念は何かを考えます。

まず、チームのミッションは「ビジネスをシステムで支える」です。システムは目的ではなく手段です。会社はビジネスで利益を生みます。そして、会社でシステムエンジニアとして働く我々はシステムという手段でビジネスを支えるのです。これがサブミッションとして開発・運用のプロジェクトやタスクとなります。

また、我々はプロのエンジニアです。プロとしての姿勢を忘れず、日々の業務に真摯に向き合ってください。各自が自分の立場で何をすべきか、チームに対してどんな貢献ができるのか、考えてください。

各自が目指すものは違っても、チームとして目指すものは同じ方向を向いていたい。そういう志を持ったチームを作りたいと考えています。

目指すチーム像