アイコンについて
Twitter アイコン(ぱと (@pato_taityo) | Twitter)を変更しました。
【変更前】
※元画像を紛失したので Twitter プロフィールより切り貼りしてます…。
【変更後】
アイコンはなつよさん(なつよ@インフラ女子の日常連載中 (@infragirl755) | Twitter)に描いていただきました。
ぱとさん(@pato_taityo )から依頼いただいたイラストを描きました!ぱとさんの愛犬とご本人をフュージョンしてみました。 pic.twitter.com/2jfBkD6k7X
— なつよ@インフラ女子の日常連載中 (@infragirl755) 2019年2月1日
ありがとうございました!
今後はこのアイコンを Twitter 以外でも利用していきます。
この機会に今回お願いした経緯等についてまとめておこうと思います。アイコンやイラストをイラストレーターに依頼したいと思っている方のちょっとした参考(良きにつけ悪しきにつけその一例として)になれば幸いです。
きっかけ
これまで利用していたアイコンはフリー素材から切り出したものでした。長く利用し、愛着があります。また、アイコンで覚えていただいている方もいらっしゃいました。ただ、いかんせんフリー素材ということもあり、自分を表現できるアイコンがほしいと常々考えていました。
そんな中、Twitter でアイコンをイラストレーターの方に描いていただいたよ!という方をお見掛けし、そんな方法もあるということを知りました。そこで、いつか気に入った画風かつ依頼を受けていただける方と出会えれば、ぜひ依頼したいと考えました。
…そんなことを考えて早数年。Twitter の TL でこんな tweet を見かけました。
アイコン描いた人が活躍してると私も嬉しい
— なつよ@インフラ女子の日常連載中 (@infragirl755) 2019年1月10日
ということはアイコンを依頼できるかもしれない。これは長年待っていたチャンスなのではないか…!とはやる気持ちを抑えつつ、なつよさんの scrapbox(INFRAGIRL NATSUYO WORK)にあるイラスト依頼方法や過去の作品例を確認したり、安易な気持ちで依頼しようとしていないかと自問自答をし、そのうえで Twitter にてお声がけさせていただきました。
なつよさんにお願いしたのは画風の好みはもちろんのこと、tweet から伝わる雰囲気、高専出身かつエンジニアという同じバックグラウンドを持つ者同士としての親近感なども決め手でした。
発注~納品までの流れ
今回は以下のような流れで進みました。
- Twitter でお声がけする。
- TL で用途や納期の確認など。
- DM で詳細の打ち合わせ。
- 下書きの確認。
- 今回は事前にお願いしていたので見せていただくことができました。
- 完成!
代金と納期
なつよさんの scrapbox のイラスト依頼受付に以下の記載があります(現時点での情報です)。
- 修行中の身のため、アイコン作成の代金は特にいただきません
- 気に入ったら Amazon の wishlist をぽちっと!
- 納期は1~2週間
scrapbox でなつよさんの意向を把握していたので、事前に代金の話はあえてしないつもりでいたのですが、なつよさんから話題を切り出していただいたので、そのタイミングでこちらの思いも伝えさせていただきました。
代金については元よりお支払いする考えでいました。技術や時間を費やしていただくわけですから、その対価はお支払いしたいと考えていました。
ただ、なつよさんの意向も踏まえ、フリーで活躍されている方が受注する際の価格を参考にしつつ、金額設定が高くなりすぎないように…というところで選びました。
納期についてはかなり時間がかかるかもということでしたが、数年探したことを思えば時間がかかろうが構わないと考え、OKと回答させていただきました。
また、なつよさんには自分のペースで楽しんで描いていただきたい、と思っていました。そこで私の中で決めたことが2つあります。
- 御礼の前払いをしないことにしました。励みになればうれしいと思いつつ、完成時期へのプレッシャーになってほしくないとの思いから止めました。
- 完成時期について触れないように注意を払いました。待つと決めて一度伝えたからには、聞かれない限りこちらからは「いつでも大丈夫です」という言葉すら出さないようにしました。「いつでも」という言葉自体がプレッシャーになることを避けたかったからです。
イラストのインプット
scrapbox の記事から引用します。
- 依頼者様からの画像(これをモチーフにします)
- 私が抱く依頼者様のイメージ(bioや、どのようなジャンルでツイートされている方かなどを参考にします)
これらのやり取りは DM で行いました。
今回の依頼で私が特に気を付けていたのは以下の点でした。
- ビジネスではなく、ご厚意で描いていただいていることを忘れない。
- 修正依頼は原則としてしない。後から修正出来ない前提で考える。
- お互いが満足できるものに仕上げたい。
- 最終的なイラストのイメージをお互いに共有する。
なつよさんとは面識がないため、お互いのことをよく知りません。この状況下でも先に挙げた点を実現するため、なるべく多くのリソースを提供することにしました。
まず、簡単な自己紹介をしました。私の tweet は私の一面(技術やマネジメントなど)に限られるため、そこに現れない面も含めお伝えしました。
自分の写真の説明ではどんなところを周囲からよく褒められるか(例:笑顔)を伝えました。自分に自信がない私ですから、自分の良さを伝えることはものすごく恥ずかしいことでしたが、ここはえいやっと乗り越えました。
愛犬の写真の説明では愛犬との思い出をお伝えしました。
イラストに対する希望は詳細にお伝えし、そのうえで最終決定はお任せしました。例えば、過去の作品の中で私が特に気に入ったものをお伝えしたり、こだわりのある箇所については色指定をさせていただいたりもしました。
あと、過去の tweet なども参考にしました。
似顔絵も頑張りますが、人外の方が得意です。
— なつよ@インフラ女子の日常連載中 (@infragirl755) 2019年1月22日
当初は似顔絵をリクエストしていたのですが、これを見て愛犬をモチーフすることを優先に方針転換しました。この2つを上手くフュージョンしてくださった結果が冒頭のイラストとなります。私も愛犬の雰囲気もとてもよく出ています。
振り返れば、どうでもいいような情報まで伝えすぎたな…迷惑だったんじゃなかろうか…と深く反省しているわけですが、それでも情報が足りないよりはよかったかなと思っています。不要なことは捨て置いてもらえればいいやと。
ふりかえり
お願いしたいと思える方に出会えるまで、とても時間がかかりました。でも、そんな方にお会いでき、また依頼できたことは本当にありがたいことだと思っています。時間をかけてよかったし、出会えてよかった。
われながらかいしんの出来
— なつよ@インフラ女子の日常連載中 (@infragirl755) 2019年2月1日
この tweet を見た時は本当にうれしかったです。一緒に作品を作り上げたような気持ちになりました。私の貢献があったとしても1%程度でしょうが…それでも!
最後に、きっかけとなった tweet を再掲します。
アイコン描いた人が活躍してると私も嬉しい
— なつよ@インフラ女子の日常連載中 (@infragirl755) 2019年1月10日
私も自分の得意なこと・出来ることで活躍できるよう、これからも精進していきます!