ビジョンをどう達成するか
はじめに
ビジョンを達成するためにどうすべきなのか。
最近学んだこと、感じたことを含め、まとめます。
ビジョンの大切さや見つけ方はまたの機会に。
ビジョンとは
ここでのビジョンとは「こうありたいと考える姿」とします。
例えば自分だったら数年後、どんなエンジニアになっていたいのかを意識しています。
ビジョンと山
この2つはとても似ています。
山で言えばビジョンは頂上になります。
ビジョンを達成するために一つ一つの目標を達成するように、山でもチェックポイントを踏破していきます。
ビジョンへの歩みとは連なる山々を歩き続けるようなものです。ここではそんな山をイメージしながら読んでいただければと思います。
まずは歩く
まずは歩くこと。始めることです。
こういうエントリを読んだ直後はよ~しやろう!と思ったりします。いいね!してみたり、つぶやいてみたり、気合を入れてみたり。でも実際に動くことは無く、時間とともに思いも忘れてしまう。。そんなことあるんじゃないかと思います。
だから思い立ったなら、その瞬間に行動しなければいけません。その思いのエネルギーを行動のエネルギーに変えるのです。行動するということはすごくエネルギーを使うこと。そうでもしないと行動するというハードルを越えることはできません。このエントリを書いている時期に流行した「いつやるか?今でしょう!」はそれを表した名言だと思います。
何から始めたっていいんです。本を探しに本屋に行くのもいい。セミナーを探すのでもいい。何をしていいかわからなければ先輩に聞いてみてもいい。どうしても今すぐできないならいつ何をやるのかをスケジュールに書き込む。まずは始めること。そこからです。
歩いている道は正しいか?
歩き始めることができたなら、次にその歩いている道が正しいかを確認しなければいけません。
ビジョンとはただやみくもに歩いてたどり着けるものではありません。歩き続けてどこかの頂上にたどりついたとき。果たしてその頂上はあなたがたどり着きたかった山の頂上なのでしょうか?もしかしたら頂上にすらたどり着けないのかもしれません。
この時必要になるのが自分を客観視することです。でも自分だとどうしても主観的になりがち。周囲の方に見てもらうのがベストだと思います。例えば上司との評価面談の機会を利用するとか。もしくはコーチングのプロに相談するのも手でしょう。プロは感情を交えず客観的に見てくれますから。
ビジョンを見失わないこと
いわゆる『手段と目的の逆転』というやつです。
登山においては歩くことに楽しみを見出す方もいるでしょう。頂上を目指さず、景色を楽しむ。それはもちろんありでしょう。
ただ、ビジョンという頂上を目指して歩んでいるときに本当にそれでいいのでしょうか。頑張っている自分に酔っていつの間にか道を外れていませんか?そんな時は先の項目『歩いている道は正しいか?』に立ち返ることになります。
道もビジョンも変えられる
道もビジョンも不変ではありません。そして、一つではありません。
変えたっていいんです。むしろ、違和感に気が付いたら立ち止まって考えるべきです。
ビジョンを変えることはとても勇気が必要です。これまで積み上げてきたものが無駄になるんじゃないか、と悩むこともあります。確かにそうです。ほんのわずかしか残らないこともあります(もちろん、逆もあります)。
ですが、ここで考えるべきはこれからのことです。たとえ無駄になったとしても、これからの時間とエネルギーを新しいビジョンに向かって歩むことに費やせるなら。それは選択肢の一つです。
最後に
最後の言葉に代えて、こういうエントリを読むと頑張りすぎちゃうタイプの方へピッタリと思えるこの言葉を残しておきます。
一歩ずつ、です。
やらなきゃならない事はいっぱいだけど、遠くの山のてっぺんを一回ロックオンしたら解除。視線は、そのまま足元まで下げ、今日歩く道のりに集中する。遠すぎる目標を見てると、真っすぐ歩いて、谷。気づいたら、崖。とか平気であるので、一歩一歩をよく思う。この作品に向かって、この足で冒険してく。
— 生田美和さん (@shodamiwa) 2013年4月6日